【保存版】RM ナムジュンが読んだ本リスト|BTSメンバーの読書記録

BTSのリーダーでありブレイン、RMことキム・ナムジュンさんは大の読書家としても知られていますね。
こちらの記事ではナムジュンさんが読んだとされている本は数多くありますが、確認されているものの一部をあらすじとともに紹介します。
読みやすい本にはタイトル横に初心者マーク(🔰)を付けました。
読書は苦手だけれど、ナムジュンさんが読んだ本に触れてみたい、という方はぜひ参考にしてみてください。
BTSのナムジュンさんが読んだ本リスト
デミアン

2015年のMV撮影中に読書している姿が映っているとされています。
📘 ヘルマン・ヘッセ 著
📚あらすじ:
主人公シンクレアは、善悪の世界に揺れる思春期の中で、不思議な魅力を持つ同級生・デミアンと出会います。
デミアンとの交流を通して、シンクレアは自分の内面にある「光と闇」、そして真の自己とは何かを探る旅に出ます。
ヘッセ特有の哲学的な文章で、自我の目覚めと精神的成長が丁寧に描かれた一冊です。
読後は、自分自身の価値観について静かに考えたくなるような、深い余韻を残してくれます。
オメラスから歩み去る人々

※こちらの短編集に収録されています
📘 アーシュラ・K・ル=グウィン 著
📚あらすじ:
オメラスは、美しく平和で、誰もが幸せに暮らす理想郷のような町です。
しかしその幸福は、ひとりの子供の苦しみによって支えられており、住民はその事実を知った上で暮らし続けるか、町を去るかの選択を迫られます。
短編ながらも、倫理観や社会の構造、個人の選択について鋭く問いかける作品です。
読めば読むほど、物語の奥に潜むメッセージの深さに気づかされる、静かで力強い一冊です。
アーモンド

📘 ソン・ウォンピョン 著
📚あらすじ:
感情をほとんど感じることができない脳の障害を持つ少年ユンジェは、祖母と母の愛情に守られながら、普通の生活を目指して生きています。
ある日、真逆の性格を持つ少年ゴニと出会い、彼との友情を通してユンジェの中に少しずつ変化が生まれていきます。
痛みや悲しみ、怒りや喜びなどの感情が、彼の世界をどう揺るがしていくのか。
優しく静かな筆致で描かれる成長物語は、読む人の心にもそっと触れてくれるような作品です。
パイドロス

2019年12月14日に公開された映像に映っているとされています。
📘 プラトン 著
📚あらすじ:
古代ギリシャの哲学者プラトンによる対話篇で、ソクラテスとパイドロスの対話を通じて、愛と魂、弁論術について論じられています。
特に、魂の不死性や真実の美への憧れがテーマとなっており、人間の内面的な成長や知識の探求について深く考えさせられる作品です。
哲学的な内容ながらも、対話形式で展開されるため、読み進めやすい一冊です。
1Q84

2016年11月29日のVLiveでナムジュンさんが紹介していました。
📘 村上春樹 著
📚あらすじ:
1984年の東京を舞台に、青豆と天吾という二人の主人公が、異なる視点から物語を紡いでいきます。
現実と非現実が交錯する世界で、二人は運命的に引き寄せられ、愛を求めて彷徨います。
宗教、権力、家族、愛など、多岐にわたるテーマが織り交ぜられた、村上春樹氏の代表的な長編小説です。
ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに🔰

2018年9月12日のVLiveにて紹介していました。
📘 キム・シンフェ 著
📚あらすじ:
人気漫画『ぼのぼの』のキャラクターたちの言葉や行動を通じて、日常生活の中で感じる悩みやストレスを和らげるヒントを提供するエッセイです。
シンプルで深いぼのぼのの言葉が、忙しい現代人の心に寄り添い、穏やかな気持ちにさせてくれます。
日々の生活に疲れたとき、ほっと一息つきたいときに手に取りたい一冊です。
海辺のカフカ

2017年の「Esquire」韓国版のインタビューで言及していたとされています。
📘 村上春樹 著
📚あらすじ:
15歳の少年カフカが家出をし、高松の図書館で働き始める物語です。
彼はそこでさまざまな人々と出会い、不思議な出来事に巻き込まれながら、自分自身の運命と向き合っていきます。
現実と幻想が交錯する世界観が特徴で、自己探求や運命について深く考えさせられる作品です。
サピエンス全史
📘 ユヴァル・ノア・ハラリ 著
📚あらすじ:
人類の誕生から現代までの歴史を、独自の視点で描いたノンフィクションです。
ホモ・サピエンスがどのように進化し、社会や文化を形成してきたのかを、多角的に分析しています。
歴史、科学、哲学が融合した内容で、人類の未来についても考えさせられる一冊です。
82年生まれ、キム・ジヨン
📘 チョ・ナムジュ 著
📚あらすじ:
1982年に生まれたキム・ジヨンの人生を通して、韓国に根深く存在する性差別やジェンダー格差の現実を描いた作品です。
ごく普通の女性として育ち、結婚・出産を経て生きる彼女の日常に、社会の不公平さが静かに浮かび上がります。
読者はジヨンの物語を通じて、自らの社会と向き合い、当たり前に感じていたことへの疑問を持たされる一冊です。
私は私のままで生きることにした🔰
📘 キム・スヒョン 著
🗓 読了時期:不明
📚あらすじ:
現代社会で求められる「正しさ」や「普通」に縛られることなく、自分らしく生きることの大切さを伝えるエッセイです。
著者自身の経験や周囲のエピソードをもとに、共感できる言葉が優しく心に語りかけてくれます。
他人と比べず、自分を肯定しながら歩んでいく勇気を与えてくれる一冊です。
花を見るように君を見る🔰
📘 ナ・テジュ 著
📚あらすじ:
韓国の詩人ナ・テジュさんによる詩集で、日常の中にある愛や喜び、哀しみを優しい言葉で綴っています。
シンプルながらも心に響く詩の数々は、まるで花を見るように、読む人の心を和ませてくれます。
詩に馴染みのない方でも、自然とその世界に引き込まれる一冊です。
あなたを応援する誰か🔰
📘 ソン・ミファ 著
📚あらすじ:
日々の生活の中で感じる孤独や不安に寄り添い、温かい言葉で励ましてくれるエッセイ集です。
著者の優しい語り口と共感できるエピソードが、読者の心を癒し、前向きな気持ちにさせてくれます。
自分自身や大切な人へのプレゼントとしても最適な一冊です。
結婚するとは思いませんでした。🔰
📘 ジェス 著
📚あらすじ:
恋愛に縁がなかった著者が、パートナーとの出会いから結婚、そして3匹の猫との生活をコミカルに描いたコミックエッセイです。
結婚生活のリアルな日常や、猫たちとのほのぼのとしたエピソードが満載で、笑いと共感を誘います。
結婚や同棲を考えている方、猫好きの方にもおすすめの一冊です。
ミッドナイト・ライブラリー
2022年8月頃、Weverseで写真投稿をしていました。
📘 マット・ヘイグ 著
📚あらすじ:
人生に絶望し、自ら命を絶とうとした女性ノラが辿り着いたのは、現実と死の狭間にある不思議な図書館でした。
そこには彼女が「もし別の選択をしていたら」という無数の人生が本として並んでおり、それぞれを体験することで、本当に自分が望んでいた人生に気づいていきます。
誰にでもある「もしあの時…」という後悔や願いに寄り添いながら、「今を生きることの意味」を優しく教えてくれる感動作です。
スティーブ・ジョブズ
📘 ウォルター・アイザックソン 著
📚あらすじ:
アップル社の共同創業者スティーブ・ジョブズの波乱に満ちた生涯を、関係者の証言をもとに詳細に描いた公式伝記です。
彼の革新的な発想、カリスマ的なリーダーシップ、そして完璧主義な一面など、光と影の両面がリアルに語られます。
単なる成功物語ではなく、「創造」と「情熱」がどれほど人生を動かすのかを深く考えさせてくれる一冊です。
ひこうき雲
『ユーミン万歳!』にて、ナムジュンさんが愛読していたと発言していたそうです。
📘 荒井由実(ユーミン) 著
📚あらすじ:
荒井由実(ユーミン)の音楽とともに歩んできた青春と、その時代の感情を詰め込んだ詩的なエッセイ集です。
音楽と文学、感性が交差する世界の中で、彼女が紡ぐ言葉の一つ一つが静かに心に響きます。
音楽好きな方はもちろん、言葉の美しさを味わいたい方にもぴったりな一冊です。
存在の耐えられない軽さ
『Esquire Korea』のインタビュー内にてナムジュンさんが紹介していたそうです。
📘 ミラン・クンデラ 著
📚あらすじ:
プラハの春を背景に、愛と自由、存在の意味を問いかける哲学的な恋愛小説です。
登場人物たちは、それぞれの信念と欲望の間で揺れながら、「生きるとは何か」「愛するとは何か」に向き合っていきます。
重厚で知的な物語ながら、美しい文体と深い内面描写が印象的で、読むたびに新たな解釈が生まれる作品です。
星の王子さま🔰
📘 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 著
📚あらすじ:
砂漠に不時着した飛行士が、小さな星からやってきた不思議な少年「星の王子さま」と出会い、彼の旅の話を聞く物語です。
王子さまは、さまざまな星を訪れながら、大人たちの奇妙な行動や価値観を観察し、純粋な心で人生の真理を探求します。
友情や愛、喪失といったテーマを通じて、大切なものは目に見えないことを教えてくれる、哲学的で詩的な作品です。
キッチン
📘 吉本ばなな
📚あらすじ:
家族をすべて失い、ひとりぼっちになった少女・みかげは、ある日、祖母の知人である青年・雄一とその母(実は父)に出会い、一緒に暮らし始めます。心にぽっかり空いた穴を抱えたまま、台所(キッチン)というあたたかな場所を通じて、少しずつ人とのつながりと生きる力を取り戻していく姿が描かれます。
大切な人を喪った痛みと、それでも生きていく日々の美しさを、静かで優しい言葉で紡いだ物語です。悲しみの中にある小さな幸福が胸に沁みて、読むたびにそっと背中を押してくれるような作品です。
読書初心者にもおすすめの本
ナムジュンさんの読書量はとても多く、読んだとされている本も数多くあります。
その中で、読書初心者の方も読みやすいものをジャンルごとにピックアップしました。
物語が好きなら「アーモンド」
文章が平易で読みやすく、ページ数も多すぎないため、読書に慣れていない方でも最後まで無理なく読めます。
感情を理解できない少年ユンジェの視点から描かれるため、物語がシンプルかつストレートで、共感しやすいです。
テーマも「感情」や「共感」といった普遍的なもので、読後に心がじんわりと温かくなります。
気持ちを整えたい時には「私は私のままで生きることにした」
エッセイ形式で1話ごとが短いため、自分のペースで少しずつ読めます。
難しい理論よりも、日常生活の中で感じる心の揺れや、自分を大切にする方法についてやさしい言葉で書かれています。
読みながら「私も同じ気持ちだった」と思えるような、寄り添ってくれるような一冊です。
とにかく一冊読んでみたいなら「星の王子さま」
読書は苦手だけど、とにかく一冊読んでみたい!
ということであれば「星の王子さま」がおすすめです。
子ども向けに書かれた童話ではありますが、大人が読んでも深いメッセージを感じられる名作です。イラスト付きで物語も短め、登場人物も少ないため、読書初心者でも楽しみながら読めます。
子ども向けではありながら、「大切なものは目に見えない」などの印象的な言葉が多く、心に残る読書体験になるはずです。
まとめ
BTSのリーダー、RMことキム・ナムジュンさんの読んだとされている本は数多く、ジャンルも多岐にわたります。
読みやすいものから、じっくり読み込むものまであるので、ご自身の読書スキルや気分に合わせて選んでみてください。